2007年8月13日月曜日

天皇と日本とはいったい何か〜神話と神道からその在り方を考える 第三回06/08/05【告知&レポ】

【告知文】
■「皇室と日本を考える」第三回学習会       
◆8月5日(土)開始時間:13:30〜16:00 (最大延長60分)
◆豊島区勤労福祉会館 第四会議室
豊島区西池袋2-37-4 池袋南口から徒歩3分TEL:03-3980-3131
http://nihon.lar.jp/02.html
◆参加費:無料  参加連絡不要

●今月のテーマ
「天皇と日本とはいったい何か?
 〜神話と神道から、その在り方を考える〜/國山たかし」

※思想家たちを通じて、神道からみた"日本のあり方や根本"という基礎的概念を考えます。
 日本国についての思想家たちの間にある共通部分とそれぞれの特殊な部分とを浮き彫りにし、神話や神道と切り離せない天皇の意義を皆さんとともに考えたいと思います。

 その他、トークディスカッション等、ミニコーナーを予定してます。

◆主催:「皇室と日本を考える」実行委員会
共催:女系天皇に断固反対する会 (mixiコミュニティ)http://mixi.jp/view_community.pl?id=334458
協力:(財)国民精神研修財団 他
◆お問合せ&連絡先:「皇室と日本を考える」実行委員会 info@nihon.lar.jp(※このメアドは現在停止)
http://nihon.lar.jp/

【レポ文】
■「皇室と日本を考える」第三回学習会の
開催報告

日時:2006年8月5日
会場:池袋勤労福祉会館
ナビゲーター:國山たかし(神道家・女系天皇に断固反対する会代表)

テーマ 「天皇と日本とはいったい何か?
 〜神話と神道から、その在り方を考える〜」

 参加者は十八名前後。関西からご足労いただいた方も数名。初参加三名。年齢層は10代〜40代、職種は大学生、金融・メーカーなど多種多様。今回は講演スタイルよりも、参加者からの質問や参加者同士によるディスカッションを重視して進行しました。これは当会の当初よりの理想とした形でもあります。そのため、冒頭に全員で軽い自己紹介をしあいました。
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【入門書としての「葦津珍彦」】
まずナビ役である國山たかしより、代表的な右翼思想家である「葦津珍彦」の説明がありました。
この人の話から入る理由は、右翼思想の諸派の中でも思想内容が標準的であり一般的な右翼思想の入門書として良いということです。その思想的な系譜は、西郷隆盛→頭山満→葦津珍彦→野村秋介と続いている。野村氏から直接に影響受けた世代は現在の30代・40代にも多い。(もっとも、葦津珍彦の著作はその文面をそのまま受け取るのではなく、当時の時代背景(戦後すぐ)を考慮して読むべきことと、また、個人崇拝ではなく、葦津珍彦でもおかしなところはところどころないではない)。その葦津珍彦に代表される右翼思想の中には、具体的にいうと以下のような内容がある。

【抵抗と反体制の根拠としての天皇=「一君萬民」の思想】
右翼思想の原点の一つでもある西郷隆盛は、謀叛人であり賊軍でもあった。しかしそれは明治政府への反逆ではあっても、天皇への反逆ではなかった(「ラストサムライ」の世界)。体制の根幹をしめる政治家・官僚・財界・マスコミを悪(=「君側の奸」)とみる時、一般庶民(=「草莽」)は階級を飛び越えて天皇に直結する心情(=三島由紀夫の「恋闕の情」)を抱いて、立ち上がる(=吉田松蔭の「草莽崛起」)。この行動は、「太平記」を通じて語り継がれたヒーロー「楠木正成」と後醍醐天皇の物語を起源として江戸時代から繰り返されてきたパターンである。つまり右翼にとっての天皇とは、政府への抵抗の旗印としての天皇である。

【亜細亜主義】 
頭山満ら代表される亜細亜主義は、アジアが団結して欧米の侵略に対抗しようというもので、当時は「欧米列強vs植民地にされたアジア」という構図があったので、アジアの解放が大きな問題でした。が現在では国際情勢が大きくわかり、欧米が一方的にアジアを支配しているという現実もなく、またアジアも欧米もけして単一勢力ではなくなっているので、かつての亜細亜主義をそのまま現在に当てはめることはできません。またかつての亜細亜主義は東アジアのみをみていたのではなく、イスラム圏までをも研究していた遠大なものでありました。日本のイスラム研究は右翼思想家・大川周明に始まり(彼はコーランも訳している)、ひじょうに進んでいます。イスラム問題については、もし御要望あれば、後日学習会のテーマとして単独に取り上げるかも知れません。

【日本神話】
日本の根本は天皇であり、天皇の根本は天照大神の神勅によります。その神勅とは古事記・日本書紀に伝えられた日本神話にあります。
イザナキ・イザナミの国生み、天照大神の天の岩戸の話、スサノオノミコトの八岐大蛇を退治した話、大国主と因幡の白兎、ニニギノミコトの天降り、海幸彦・山幸彦、そして神武天皇の即位等々。これらは個別の物語としては比較的知られていますが、実は神話の全体の構造として神武天皇の「天皇の位」の由来を説明するものとなっているのであり、バラバラの断片として読んでもお伽噺としてしか理解できないものです。この日本神話の問題については、もし御要望されば、後日学習会のテーマとして単独に取り上げるかも知れません。
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参加者からの質問意見など随時はさみつつ、ざっくばらんに冗談を交えながらのフリートークで、さまざまなテーマで盛り上がりました。
「國體」「万世一系」などの言葉の由来や使われてきた歴史、国体と憲法の関係、日本人の八百万の神々に対する信仰についての疑問や問題点など。(日本人の宗教・神道等については、もし御要望されば、後日学習会のテーマとして単独に取り上げるかも知れません)
最後に、いい機会でしたので、人権擁護法反対運動で活躍中の鹿爪氏に、日経新聞社とTBSの報道姿勢に対する署名運動を紹介してもらいました。
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懇親会は11名。皇統問題・人権擁護法・靖国神社・歴史問題等で盛り上がりました。

なお当日参加した方々の素晴らしいレポもありますのでリンクしておきます。

何にしようかな?さんのレポ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=330068194&owner_id=8474905

みやこ2006邂逅さんによるレポ 08/07 22:20
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=192919588&owner_id=4543782

鹿爪さんによるレポ 08/07 22:49
http://off3.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1143108283/768